東京都中央区日本橋馬喰町1-6-1
JU SKYTOWER日本橋 4階
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限局性学習症(LD:学習障害)

限局性学習症(LD:学習障害)とは

限局性学習症(LD:学習障害)

会話上は問題がなく、IQのような全般的な知的発達には問題がみられないため、周囲も本人も怠惰や勉強嫌いと誤解しやすいのが学習障害です。小学校から本格化する、読む・書く・計算するの3つのうち、1つ以上の能力の障害が、それぞれ学業成績や日常生活に困難をもたらす状態です。子どもにとって学校での勉強の苦手意識は自尊感情を下げる最大要因になります。最大で子ども人口の8%くらいが該当するという指摘もあります。

読みであれば、拾い読みや勝手読み、文章を飛ばして読んでしまったり、同じ行にある文章を繰り返して読む。あるいは文章の内容を誤って理解してしまうなどです。また、書くについては、不自然と思える句読点の打ち方、正しく漢字を書くことができないなどです。計算では簡単な暗算、あるいはひっ算による繰り上げや繰り下げが理解できていないなどがあります。
日本語の読み書きのカバーが出来た軽いLDの子たちの中には、中学校で英単語が覚えられず「英語嫌い」として気付かれる子たちがいます。リスニングは良いのに単語や文法が苦手な場合、一度疑ってみて欲しいです。

文部科学省の基準では2学年分の遅れを目安としておりますので、小学校2~3年生頃に成績不振などがみられる場合、学習障害の有無を明らかにする検査が望ましいです。発見が遅れると、結果として、学業に意欲を失い、自信をなくしてしまうケースもあるからです。

治療について

まず、ASDやADHDに併発するLDの場合は治療での改善を確かめます。学習障害だけがみられる子どもには教育的な支援が何よりも大切です。読むことが困難な場合は大きな文字で書かれた文章を指でなぞりながら読んだり、書くことが難しい場合は大きな桝目のノートを使ったり、計算が困難な場合は絵を使って視覚化するなど、症状に応じた工夫が必要です。
LDに対応したトレーニングです。主に小学生で行います。
中学生になって、板書や書字の困難が顕著な場合は、カメラ板書、ワープロ使用許可など補償的な支援をすることで高校進学や大学進学に備えます。学校と相談しながらやっていく必要がありますので、ご相談下さい。

保護者と学校が子どもの抱える困難を正しく理解し、子どもの怠慢が原因であると決めつけず、適切な支援策についての情報を共有し、適切な学習対応をするすることが大切です。平成29年より合理的配慮と呼ばれる学習障害への配慮が学校でも始まりました。やっと始まり、まだ形式が定まっていないので学校と医療との相談が大切になります。

院長
小川 恵(おがわ さとし)
診療科目
児童精神科、精神科、心療内科
電話
03-3662-4970
住所
〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1-6-1
JU SKYTOWER日本橋 4階
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休診日:月曜、火曜、木曜午後、土曜午後、日曜、祝日
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